アイアンマン

アイアンマン

 


インセンが初回30分で死んでしまったのショックだった。学があって、正義感もあって、家族も大切にするような男が、トニースターク脱出作戦で死んでしまった。これからも兵器社会を牽引するであろう才能あるトニースタークを生かしたいという気持ちを感じたし、それによって自分は犠牲になっても良いと思っていた。家族がこの世にいないから、生きる意味もあまり感じていなかったのかもしれない。あるいは、敵によって奪われたのかもしれない。

 


アメリカの兵器ビジネスを助長してた。序盤の方でのドイツ軍を降伏させて原子力兵器も作ったという発言は、日本の原爆投下を思い出させた。

 


学のない敵が武器で世界を支配するアメリカのような強大な力を手に入れるために、トニースタークのような優秀な人間を誘拐して武器を作らせるところ。誘拐して武器を作らせることしか脳がないのかと思ってしまった。もっと暴力以外の方法がある。学がないとそうなってしまうのか。

 


自分の作った兵器で若いアメリカ兵が殺されるところを目撃したトニースタークは、自分の会社のこれからを考え直す。破壊の道具を作る以外の方法で世界に役立ちたい。兵器製造を中止する、と。本当にこの国の役に立つことをすると会見で言い放つ。

 


アイアンマンスーツを真似して部下が作ったスーツは一見強そうに見えたが、使いこなせていないのと性能をわかっていないことでトニーには負けてしまう。ここでも学の差を感じた。

 


ペッパーとの恋の行方が気になる。